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米フォードのムラーリーCEOがマツダ本社を表敬訪問
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、同社の筆頭株主で戦略的協力関係にある米国フォードモーターカンパニー(以下、フォード)のアラン・ムラーリーCEOが、本日、マツダの本社を初めて表敬訪問したと発表した。マツダの井巻久一社長兼CEOほか役員が広島県安芸郡府中町のマツダ本社で同氏を迎えた。
アラン・ムラーリーCEOは「フォードとマツダの協力関係は自動車産業史上、最も成功している提携関係の一つである。私はマツダとマツダの従業員が将来に向け着実な成長を続けていることを高く評価している。マツダは、現在もそして将来においてもフォードのビジネスのあらゆる面、とりわけR&Dや商品開発、生産などの領域において重要なパートナーである。両社の経営トップは以前にも増して良好な関係にあり、フォードとマツダが将来にわたってこの強固な協力関係を維持し、さらに発展させることを望んでいる」と語った。
ムラーリーCEOを出迎えた井巻社長は、「我々がマツダブランドを強化し商品主導の成長を続けていくことが、両社の協力関係に最も寄与するものと全員が認識している。今後もフォードとのグローバルな協力関係を発展させていきたい」と応えた。
なお、同日ムラーリーCEOはマツダの本社工場を見学し、あわせてマツダ本社の講堂で約200人のマツダの上級幹部社員を対象に激励のスピーチを行う。 フォードとマツダの資本提携は、1979年にフォードがマツダに25%資本参加したことに始まる。その後フォードは1996年に出資比率を33.4%に引き上げ戦略的協力関係を強化した。2004年6月には、フォードとマツダの資本提携25周年を記念し、フォードのビル・フォード会長がマツダを来訪しており、今回のムラーリーCEOの表敬訪問は2年8ヵ月ぶりのフォードの最高幹部来訪となる。 |